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文化財保護活動について

拝啓 暦の上では夏ながらまるで梅雨が戻ってきたかのような気候が続いておりますが、皆様におかれましてはますますご清栄のことと心よりお慶び申し上げます。
平素よりマックスフリッツ製品のご愛顧と当店における日本の・・・いや、世界の産業史において重要な役割を果たした工業製品(文化財)の保護活動についてご理解・ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

このたび令和4年7月17日付けにて新たに下記文化財を保護対象としたことをご報告申し上げます。

HONDA CB1100RS Final Edition

諸先輩方に対してご説明するのはまさに「釈迦に説法」であり、極めて心苦しいのですが敢えて簡単にご説明をさせていただきますと、

世界の産業史おいて最後の空冷4気筒エンジンを搭載したモーターサイクル

となるであろう1台でございます。

冷却フィンが刻まれたエンジンに2本のカムシャフト、そして4本のエキゾーストパイプ。
これはまさにかつて日本の二輪メーカーがレースの世界においてしのぎを削った高性能の証。

ファイナル・エディションと言ってもなんということはなく、ただこのステッカーが貼ってあるだけ。

シンプルかつ極めて視認性に優れる二眼式のメーターは「計器フェチ」の私も満足なレイアウト。
真ん中の液晶部分に燃料計やギアポジションインジケーター、時計がつきます
もはやこのメーターに針がついているバイクも希少になってしまいました。
(クラッチマスターの蓋についているドラレコのカメラは仮運用中)

借金が増えて正直ヤベー感じがしますが、発表時に私が感じた

「これはまた『転売ヤー』が暗躍するに違いない」

という予感はやはり的中し、現在グーバイクなどを見てみると新車価格+100万円で売りに出ている車両が・・・しかも走行距離みるとほとんど走っていない・・・

世界に誇る空冷4発という工業製品を転売ヤーの手から守るために、やむを得ず保護することといたしました。

もちろんモーターサイクルは飾りではありませんので、今後はパトロールや製品テストに遠慮なく使用して参る所存でございます。

引き続きご理解・ご協力のほどお願い申し上げます。

敬具

マックスフリッツ鳥栖
代表 小柳康博

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