2021年9月。マックスフリッツ鳥栖と同じ時期に南阿蘇にオープンした
「南阿蘇おみそしる倶楽部」
はツーリン・・・じゃなかったパトロール途中の栄養補給地点として立ち寄らせていただいておりましたが、今年1月31日をもって営業を終了されるとのことで、最終日は火曜日だったこともあり最終営業日にお邪魔して参りました。
当日の予報は「晴れ」だったものの、それと引き換えに朝は低温が予想されておりましたが、やっぱり予想通りでAM8:30時点での南関インター近くの温度計は『0℃』を示しておりました。
高速道路「益城熊本空港インター」で降り、熊本空港→俵山トンネル経由で南阿蘇を目指します。
ちょっと写真の彩度を上げすぎたかな・・・
待ち合わせの約束通りAM10:00に「道の駅 あそ望の郷くぎの」到着。
ご覧の通りのウルトラ晴天で阿蘇五岳の絶景を拝むことができました・・・・が、
ウッドデッキはご覧の通り。日陰部分はまだまだ真っ白・・・気温はおそらく2℃くらい。さむー
今回のメンバーはご覧の通り。
右が私に「おみそしる倶楽部」のことを教えてくれたd-worldさんのビモータTESI-3DC
私がCB1100RSで
左がドゥカティ848EVOのYoneさん。
元々d-worldさんと最終日に行く約束をしていたのですが、前日にYoneさんから連絡があり
「まだ一度も行ったことがないので行ってみたい」とのことで当日合流することに。
私のCBが際立ってフツウな感じです(爆)
ずーっと眺めていたい素晴らしい景色ですが、手前の田んぼは凍っていました・・・さむー
おみそしる倶楽部は最終日とあって多くのお客さんで賑わっておりましたので、少し待ってから入店。
ロールキャベツならぬロール白菜が入ったお味噌汁と焼き魚の定食をいただきました。
1年半の営業期間で同じ味噌汁は出していないだろうとのこと(同じ名前でも具が違うとか)。
美味しくいただきまして、店主の橋本さんにゆっくりご挨拶でもしたかったところですがまだまだお店の外にお待ちのお客さんがいらっしゃいましたし、橋本さんも激忙しそうでしたので早々にお店を出ました。
ちなみにこのお店、閉店の理由は営業不振ではなく(笑)、店主が新たなさらに大きな野望実現のために就職で北陸に移住されるためです。
近頃は口コミやメディアへの露出等で知名度がどんどん上がっていたので営業不振どころか南阿蘇を代表する名店の一つになる可能性もあったと感じていただけに残念です。
新天地でのご活躍を期待しながら、裏で南阿蘇へのカムバックを期待していることは大きな声では言えません。
さて、おみそしる倶楽部最終日訪問という当初の目標をクリアしましたが、時刻はまだ正午前。
Yoneさんに都合を聞くとまだお付き合いいただけるとのことで、それではと瀬の本方面へ行ってみることに。
箱石峠方面へ向かいますが、峠を上り始めたら路面に雪が・・・
波野〜産山村経由で行くつもりでしたがトンデモナイ!
波野方面へ行こうとして路面をみて引き返しました・・・
日向は良いのですが、日陰はまだまだ雪が残っています。
クルマの車輪が通る部分はアスファルトが露出していますので50cm程度の走行ラインをゆるゆる走ります。
写真がないことに状況をお察しいただければ幸いです(笑)
途中、国道で二人に待ってもらって箱石のいつもの場所にて撮影。さぶー・・・でもめっちゃキレイ
ハブステアのテージはハンドル全然切れませんし、848EVOもUターン大変そうなので私一人だけ記念撮影して急いで戻ります。
雪が残っている手前の完全に凍っているところを横切ってから国道に出ます(笑)
ただ、こういう場所だけ気をつければ道をゆっくり走る分には問題ありません。
寒いのと引き換えに見ることができるうっすら雪化粧した美しい阿蘇五岳をバックに走るd-worldさんとYoneさん。
とにかく交通量の多い道を通ろうということで、(普段は通らない)メジャールートのやまなみハイウェイで北上しました。
普通に走れるのですが、日陰の部分などはクルマの車輪が通らない車線の真ん中部分に雪が残っているという場所も多く、なかなか注意が必要でした。
上の写真は瀬の本レストハウス手前部分です。雪かきされたのか雪の山が路肩にありましたので記念撮影。
クシタニカフェもご覧の通り(笑)
これは撮影用に恐る恐る入れたもので、手前はアスファルトが露出しています。
瀬の本にバイクはいませんでしたが、途中で2台ほどすれ違いました。
あんたら好きやねー!(オマエモナ)
レストハウスを出て国道で小国方面へ下ります。
黒川温泉の温度計は5℃でした。
国道から南小国に抜ける道路の日陰部分。
ここは交通量があまり多くないのであまり溶けていません。先に見える日向に出るとドライになります。
で、この道路コンディションの中、なんでわざわざ小国町に行っているのかと言いますと・・・
いつものtearoom 茶のこさんにて「春いちごのパフェ」を食べねばならなかったのです!
これが出てきたら春です、モタモタしていたら食べ損ねて1年間後悔する逸品。
パフェレーサーとしての年間スケジュールに組み込まれているのです。
d-worldさんもパフェレーサーのため、この日は「味噌汁の後にいちごパフェ」と決まっていました。
『二人並んでいちごパフェを食べるパフェレーサー』(撮影:Yoneさん)
この金髪の人がd-worldさん、バイク・自転車繋がりでもう20年以上お付き合いさせていただいております。
彼のファッションと生き様は実に興味深い。
ご興味のある方は(笑)彼のInstagram(d.world.41)をフォローしてみてください。
Yoneさんはクリップオンハンドルの848EVOで路面状況の悪い中お付き合いいただいた上、50代の男二人でパフェを食べる場面の撮影までしていただきありがとうございました(爆)
パフェをいただいた後は渋めの煎茶です。
このお店はコーヒーもありますが、やっぱり日本茶ですね〜
Yoneさんはウォームブッシュカーゴパンツを穿いてきていただいておりました。
DUCATI 848EVO。このバイクであの雪混じりの道を走ってこられたとは・・・お付き合いありがとうございます。
こちらはd-worldさんのテージ3DC。雨だろうが雪だろうがガンガン乗ります。
写真ではわかりにくいですが、この日もドロドロ(笑)
14:30と時間的には余裕がありましたが、さすがにバイクがコレだと「帰って洗いたいね」って話になり、小国で解散といたしました。
私はどうせ菊池阿蘇スカイラインが通れないだろうってことで、日田に降って鳥栖まで高速道路を走り、
MF鳥栖に寄って水洗い
バイク眺めながらコーヒー一杯(マンション暮らしだとなかなかできない)して、帰宅いたしました。
この日の私のアウトフィットはこの通り
上
1.PWインナースーツ(MaxFritz)
2.タートルネックのセーター(ユニクロ)
3.インサイドウォームブルゾン(MaxFritz)
4.エアバッグジャケットTECH-AIR5(Alpinestars)
5.ウールミックスパーカ(MaxFritz)
下
1.PWインナースーツ(MaxFritz)
2.ニーシンカバードウォームパンツ(MaxFritz)
ネックウォーマー:3WAYワッチキャップ(MaxFritz)
グローブ:電熱グローブ(Capit)
ブーツ:モトトレックブーツ(MaxFritz)
この日は自宅を出る時が0℃で、そのまま高速道路を30分ほど走りました。
気温0℃の中、時速100km/hで走ると体感温度は『−16.4℃』らしいのですが、
(カシオ計算機の計算サイトより)
寒さは感じるものの全く問題ないレベルでした。
1時間半ノンストップで走り続けるとさすがにすこし冷たさを感じるものの、体のどこかが震えることもなく、休憩してあげれば元に戻る感じです。
PWインナーのタイツとニーシンカバードウォームパンツの2枚(下着除く)でこの気温の中走れるとはやはりウォームパンツの性能おそるべし。ただ、でかい空冷エンジンが脚に多少温風を送ってくれていたかもですが完全にネイキッドモデルですのでジャケットに関しては容赦無く走行風が当たっていました。
グローブに関してはもう出発時に0℃だったのでガントレットグローブ(MaxFritz)は諦めて電熱グローブを着けて行きました。高速道路ではグリップヒーターとの併用で確かに暖かかったのですが、手首あたりにほんの少し冷気が侵入してきているのを感じました。これはもしかすると4年ほど使っている電熱グローブの縫い目が甘いのかもしれません。
今シーズンの自分用として下ろしたウールミックスパーカですが、前回着た時は気温が10℃近くあったため、テストになりませんでしたが今回は0℃スタートでしたので十分なテストとなりました。
ウールが使ってありますが防風フィルムのおかげで風も通さず、裾のウインドストッパーや袖口、襟元に隙間が開かないようしっかり着れば電熱ベスト無しでも十分でした。
防寒性能はもちろん、柄の違うチェックが使われたデザインの女子ウケが非常によくていい感じです(爆)
寒波がやってきた日は普段着として「ゆめタウン」にも着て行きました。
ブルーがちょっと派手という向きにはグレーもあります。
グレーの方が合わせる幅は広いかと思いますが、私の場合はやはり立場上ブルーにチャレンジしないとってことで(笑)
ウインタージャケットは4月中旬くらいまでは活躍してくれると思います。
入荷が遅かったためか年末に流行病で12連休したせいか、ウールミックスパーカはまだ店頭にございますので、気になる方は是非ご試着にどうぞ(宣伝!)
というわけで、ツーリン・・・じゃなかった南阿蘇、瀬の本方面パトロール兼ウールミックスパーカの製品テストのレポートでした。
グリップヒーターのインジケーターランプが眩しい(笑)