時期的にバイク関連のSNSで盛り上がっていたSSTR(Sunrise Sunset Touring Rally※)にはお客様や友人・知人が九州から結構な数参加されておりまして、みなさん無事に完走して戻って来られたようで何よりでした。
※SSTR・・・日の出とともに太平洋岸を出発し、主催者指定のチェックポイントを周りながら日没までに日本海側の石川県にある千里浜なぎさドライブウェイにゴールするというツーリングラリーイベント
普段から行き当たりばったりのツーリン・・・じゃなかったパトロールばっかり好んで行っておりますが、たまにはなにかテーマを設けて走ってみるのも良いかな?と思いまして。
自宅のトイレに入っている時に思いついた「そうだ!有明海を一周・・・アリイチしよう」をさっそく実践することにいたしました。
アリイチとは自転車乗りの友人が良く使う言葉なのですが、ちなみに
淡路島一周を「アワイチ」
琵琶湖一周を「ビワイチ」
と言います(笑)
さて、思いついたは良いのですが時刻はすでにAM9時すぎ・・・準備して出発したのがAM9:30でした(遅せえよ・笑)

有明沿岸道路を終点まで走ってお約束の「道の駅しろいし」です。
毎度同じアングルの写真ですが(笑)
トイレをお借りして自販機でお茶を購入してチビリと飲んですぐ出発です。
この時期は新玉ねぎのシーズンなようで玉ねぎの匂いを嗅ぎながら走ることになりました(笑)
お天気も良いので道端やバックミラーに気を配りながら順調に進みます

多良岳オレンジ海道はおすすめルートの一つ。

「海道しるべ(みちしるべ)」に到着。
背後に見えるのは有明海です。
道の駅ではありませんが、鹿島の特産品やスイーツが売ってあり自販機やトイレもあります。
あ、あとこの場所にはヤギさんがいます

いつもは斜面の除草作業(草を食べる)をおこなっていらっしゃいますが、今回は休憩中でした。
ちなみに除草担当職員は2頭いらっしゃいます(笑)
今回は前の休憩からさほど距離も走っていませんのでヘルメットも脱がず写真撮っただけで出発です
この道は多良岳オレンジ海道という広域農道で非常に良い道でこのまま諫早まで行けちゃいますが、それだと有明海沿岸ルートな感じが薄れるので途中で207号に降りました。

アリイチには欠かすことのできない「フルーツバス停」です

背後に有明海&雲仙という絶好のフォトスポットですが、あくまでバス停なので撮影には注意が必要です。
ねんのためバスが来ないかチェックしましたが・・・

しばらく来そうにありませんでした・・・
(それでも撮影は周囲に邪魔にならないよう気をつけましょう)

メロンの反対側はイチゴでした。
ちなみに近所にクルマ用の駐車場もあるようです。
ここは207号線でこのまま南下すれば諫早方面です。

こちらは「雲仙多良シーライン」の展望所(名前初めて知りました・笑)
諫早の堤防道路とか真っ直ぐな道としか呼んでいませんでしたので・・・

雲仙方面。海の中を真っ直ぐ走る道路ですが、左側は土手なので展望はありません。

こちらは反対側です。
約7kmの直線道路、普段はあまり通りません。退屈なんで(笑)
通ったことがない方は一度通っておくのも良いと思います。
さて、ここではトイレだけ借りて5分ほどで出発しました。
ここを渡ると島原半島に入り、南端の口之津港を目指すわけですが・・・

最短コースを取ると島原半島西の橘湾岸を走ることとなり、
これではなんかアリイチっぽくないということで、

距離的には15kmほど遠くなりますが島原市内を通過するルートを取ることに。
多比良港を過ぎて島原市街に近づくにつれて流れは悪くなり・・・信号も多くて少々ウンザリしてしまいました

信号待ちの間に島原城と記念撮影(笑)
このまま少し標高をあげて「がまだすロード」にのります(無料)
この道はしばらく走ると標高を下げて行き、左側が有明海で右は雲仙というダイナミックな景色が楽しめます。
ただし、自動車専用道なので原付は通れませんし路駐して記念撮影もできません。

スタート時に満タンではなかったので給油しました。スタート地点から150km。
フェリーの時間を考慮しながらの移動でしたので休憩少なめで走ってきた甲斐がありまして、フェリー出発20分前に口之津港に到着。
ここで先に並んでいた若者二人(ヤマハR25?とZ900RS)がドゥカティにものすごく興味を持ったらしく、「Vツインですか?」とか「キャブですか?」「これ古いんですか?」とかいろいろ聞かれてオジサンは嬉しくなりました(笑)
もちろんここで「VツインじゃなくてLツインって言うんだよ」とか「やっぱりドカは空冷じゃないとねぇ」とか言うとウザいジジイになるので(爆)、聞かれたことに丁寧に答えるにとどめました。

口之津港から乗るのは初めてでした。(いつもは逆方向)
フェリーに乗っても先の若者二人に近づいて話かけたりしないのがオヤジの矜持です(なんのこっちゃ)

のんびり30分の航海でした。
天草の鬼池港に到着。
フェリーから降りる際に先の若者二人に「気をつけて〜」と声をかけましたところ、女子みたいに手を降ってくれました(笑)
私はフェリーを降りて右折、時刻は14時に迫りつつありましたので補給タイムです

イルカウォッチングの拠点であるイルカセンターの向かいにある珊瑚礁さんへ

お店に入るなりメニューを持ってきてくださりそうになるマスターを制して「スーパーカツカレー」をオーダー。
ニンニクが効いたタレに漬けられたカツが乗っているカツカレーです。
定期的に食べたくなる一品です。
天草といえばコレです(笑)

他のメニューも美味しそうなんですが・・・結局毎回同じものをオーダーしちゃいます。
さて、補給もおわったところでここから後半戦です。
後編に続く>>